子供の登下校時に活用可能!低予算でできる防犯グッズをご紹介

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 今回は、お子さんの安全を守るための情報をご紹介します。

目次

知っておきたい、『登下校中は危険が潜んでいる』と言う事。

 街中でいきなり大きな警報音が鳴り響いて、何かと思ったら子供たちがふざけて防犯ブザーを鳴らしていた、なんてことはよく見かける光景ですよね(笑)

 子供たち本人からしたら、面白いおもちゃなのかもしれませんが、意外とこの『おもちゃ』は大事です。

 下校途中の子供が不審者から声をかけられたり車に乗せられたり、想像したく無いですよね。でも、残念ながら実際にそのようなケースは後を絶ちません。

千葉県警察公式HP内、不審者情報の分析結果を参照しました。

 上の表は、千葉県警察が公表している分析結果なのですが、
 “平成30年中に寄せられた不審者情報のうち、13歳未満の子供を対象とした事案約1,500件の分析結果をまとめましたので、子供たちを守る取り組みの参考にしてください”千葉県警察HPより抜粋)とのことで公表されていました。

警察庁公表、全国の13歳未満の子供に関する事件数(警察庁HPより)

 

『万』単位で事件が発生しているのが、怖いですね。

 また、警察庁の発表によると、子供の生活空間における安全対策において大事なのは4つあり、以下の通りだと言うことです。

 

①学校や通学路の安全対策
② 被害防止教育の推進
③ 情報発信活動の推進
④ ボランティアに対する支援

①の学校や通学路の安全対策については、
 “子供が被害者となる犯罪を未然に防止し、子供が安心して登下校することができるよう、通学路や通学時間帯に重点を置いた警察官によるパトロールを強化するとともに、退職した警察官等をスクールサポーターとして学校へ派遣するなど、学校と連携して学校や通学路等における子供の安全確保を推進します”としています。(警察庁HP

②の被害防止教育の推進では、
 “子供に犯罪被害を回避する能力等を身につけさせるため、学校、学習塾等において、学年や理解度に応じ、紙芝居、演劇やロールプレイング方式等により、危険な事案への対応容量等について子供が考えながら参加・体験できる防犯教室、地域安全マップ作成等を推進しています”とあります。(警察庁HP)

そして④のボランティアは、
 “子供110番の家として危険に遭遇した子供の一時的な保護と警察への通報等を行うボランティア”(警察庁HP)の事だと言います。

 これからわかる通り、警察も全国的に子供の登下校中の犯罪抑止に力を入れていることがわかります。

小学生時期が被害が増える

 小学生になると、子供単独で行動(登下校や公園遊びなど)が多くなりますよね。まだ抵抗力もありませんし、危険回避能力も身についていないこの時期の子供たちは、危険に晒される可能性が高まってしまいます。

千葉県警察HPより抜粋したグラフ

 特に、一人でいる時の子供は狙われやすいとのことです。また、被害態様別のグラフもありましたのでご紹介します。

千葉県警察HPより抜粋したグラフ

 このグラフでも一目瞭然なのが、登下校時が半数を占めていることがわかります。

 つまり、

被害の半数が登下校中に起こっていて、さらに路上での被害が大半を占めている

と言うことが浮き彫りになりました。

簡単にできること:防犯ブザーと意識付け

 登下校中が危険とは言え、常にボディガードを雇うわけにも行きませんし、毎回毎回親が登下校に付き添うことも難しいですよね。

 そこで大事になってくることが、子供本人の意識づけです。

 我々大人もそうですが、
 不審者=サングラスにマスク、怖そうなおじさん、帽子、黒い服、などなどと不審者像を持っています。

 ですが、そんな『明らかな不審者像』でやってくる不審者はそうそういません

 大概の場合が優しそうだったり、笑顔だったり、いかにもいい人そうな風体で近寄ってきます。

 ですから、子供たちにはそういった不審者像を捨てさせることが大事です。

 また、ご近所さんや通学路上のお店屋さんなどの人とは日頃からコミュニケーションを取らせることも大事ですね。いざという時に、助けをすぐ呼べる体制を整えることは大切です。

 また、ブザーなどの防犯グッズを『おもちゃ』ではなく『緊急時の道具』としての意識付けも大事です。

 こういった防犯グッズはとても有効です。

 鳴らす、周囲に知らせる、逃げる。

 この図式を覚えさせてあげましょう。

 うちはこの防犯ブザーを使っているんですが、材質がとてもよく、紐も抜けずにまたすぐさし直せるので、誤発動時にも有効です。特に柔らかいプラスティックのような、樹脂のような素材が気に入っていて、安っぽくない質感も気に入っています。

 犬や猫などの可愛い絵が描かれていますがシンプルで、存在感もそこまで出ません。ランドセルに付けていても違和感無く、男の子でも女の子でも自然とマッチします。

 価格もお手頃なので、お金をかけない防犯グッズとしてオススメです。