新型コロナワクチンの種類と予防効果

国内での感染が増加傾向にある新型コロナウイルスですが、世界中の希望を乗せたワクチンがついに日本へとやってきました。

G7の先進国の中では日本のワクチン接種率は最低レベルです。
アメリカやイギリスでは60%以上の接種率な一方で日本は2%にも満ちません。

G7の成長率 見通しとワクチン接種率

このように現段階(2021年5月1日時点)ではまだまだ日本国内でのワクチン接種率は低い状況ですが、医療従事者から先行接種が始まっています。

2021年中には高齢者、基礎疾患のある人、高齢者施設での職員など順次摂取が始まると予測されます。

一刻も早いワクチンの普及を願いたいですね。

さて、そんな新型コロナワクチンですが、一体どんな種類があり、それぞれの予防効果はどの程度なのでしょうか。

新型コロナワクチンの種類

世界中の国々がたくさん投資して、全力を挙げて製薬会社がワクチンを開発中ですが、中でも日本に入ってくる予測がされているワクチンは以下の通りです。

アメリカのファイザー社(商品名:コミナティ®︎筋注)はマイナス75℃での保管温度が条件ということで、特殊な冷凍庫の需要が高まり国が各自治体に配っています。

現段階(2021年5月1日)ではこのファイザー社のワクチンが日本で承認され、医療従事者や高齢者を中心に接種が開始されています。

コミナティ®︎筋注の特徴

・ワクチンとしては新しいプラットフォームとなる、mRNAワクチン(メッセンジャー・RNAワクチンの意)。
・1回目の接種から3週間の間隔をあけて2回目を接種する必要がある。
・ワクチンの温度管理が高度。
・発症予防効果は95%と言われている。

同じくアメリカのモデルナ社(商品名は不明、開発コードはTAK-919)も保管温度はマイナス20℃が推奨されており、コミナティ®︎筋注と同じmRNAワクチンです。

接種回数が2回という点も同じです(接種間隔は28日)

モデルナ社ワクチンの特徴

・ワクチンとしては新しいプラットフォームとなる、mRNAワクチン(メッセンジャー・RNAワクチンの意)。
・1回目の接種から28日の間隔をあけて2回目を接種する必要がある。
・ワクチンの温度管理は-20℃
・発症予防効果は94.1%と言われている

続いてはイギリスのアストラゼネカ社(商品名は不明、コードはAZD1222)。
これは既出の2種類(mRNAワクチン)とは違い、チンパンジー・アデノウイルス・ベクターワクチン。

接種回数は1回で済む上に、保存温度も2〜8℃の冷蔵で数ヶ月保存可能。

アストラゼネカ社ワクチンの特徴

・ウイルスベクターワクチン(同じウイルスベクターワクチンとしてはエボラウイルス病に対するワクチンが2019年に初めて欧米で承認されている)
・1回の接種でOK
・ワクチンの温度管理は冷蔵管理で数ヶ月可能
・発症予防効果は62.1%と言われている

まだこのほかにも、ジョンソンエンドジョンソンなど数社が開発中。
※日本国内でも開発は進んでいますが、まだ大規模治験のステップまでに至っているものは少ない。

ワクチンは世界の希望

ワクチンを接種することで100%コロナウイルスを予防できる訳ではなく、特効薬が開発されるまでまだまだ従来通りの生活が戻らないでしょう。

新しい生活様式の中で、ワクチン接種を併せて進めていくことで少しでも安心して暮らせる世界が来ることを祈るばかりです。

世界中の人たちが人智を結集して製作されたワクチン、少しでも早く全世界の人々のところへ行き渡ることが願われます。

追記:ワクチン接種開始から半年・・・

日本でコロナウイルスのワクチン接種が開始されてから半年。
いまだに国民の大多数が接種を完了しておりません。

しかしながら、2回の接種を終えた人たち(特に高齢者)の感染者数や重症者数は著しく減っています。ワクチンが紛れもなく作用していると言えるのではないでしょうか・・・

さまざまな憶測やデマ情報が流れていますが、自ら情報を見極めて、接種するかしないかの判断をしていきたいものです。


よかったらフォローお願いします♪