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今回は、整理整頓についてです。
整理整頓されていない職場には多くの無駄が潜んでいます。職場全体でも、個人個人の机の上だけの話でも、はたまた、自宅のテーブルの上・・・あちらこちらを整頓することで、生活の質が格段と上がります。
よく、『整理整頓』の四文字がおまじないのように職場の壁の、誰しもの目につく場所に掲げられていたりしますよね。
ですが、貼って満足してしまっている場合が多いのではないでしょうか。実際に行動に移すと実感されると思いますが、整理整頓とはかなり即効性の高いワザです。
整頓されていない、散らかった職場には無駄が多い
整理整頓されていない職場には無駄が多いことにお気づきですか?
それらの無駄が、職場環境に影響し、生産活動の足を引っ張っています。この無駄を取り除く(改善する)ことで、生産性や品質を向上させることができます。
整理整頓することで、上記のような資料探しやモノ探しに費やす時間と人が減りますから、生産性の向上に直接的に関係すると言えます。
貴重な情報が入ったUSBメモリなどを紛失してしまうと、個人(会社)の信用問題にもつながります。大事なものや資料などは、整理してその所在を明らかにしておくことが、情報セキュリティの観点でも重要です。
5S 【整理・整頓・清掃・清潔・躾】
この5Sは、聞いたことがありますよね。
整理、整頓、清掃、清潔、躾。オフィス(職場)における重要事項です。この5Sを徹底しないまでも、心に留めておくだけで、上記で触れたような無駄を減らすことができます。
仕事場のQCDSS(Quality, Cost, Delivery, safety, security)を高めるために速攻の効果を発揮するのが5S改善です。
また、5S改善に取り組んでいると、モノを大切にするようになります。その中で自然と心も綺麗になってきていることに気がつくことでしょう。
心理学で見る整理整頓
心理学では、 机の上の様子=心の内面 と捉えられるとの事。
要するに、机の上が散らかっていて乱雑だと、その持ち主の心の内面も散らかっている(整っていない)と思われてしまうわけです。
ほかにも、「あの人はズボラなんじゃないか」や「仕事も雑そう」など、マイナスイメージが先行してしまいます。それだけでなく、上のイメージ写真のように、何か飲み物をこぼしてしまったなどの事故が起きた場合、大切な資料などが汚れてしまいますよね。
そうなると、業務はもちろん、人間関係までもうまく運ばれていかない可能性が出てきてしまいます。
その逆に、机の上が綺麗な人は「テキパキと仕事をこなしそう」「ミスも少なそう」と良いイメージばかりが先行し、仕事の依頼や人間関係などはきっと順調ですよね。
☆ 味覚1% ☆ 触覚1.5%
★ 臭覚3.5% ★ 聴覚11.0%
☆★ 視覚 83.0%
(産業教育機器システム便覧・教育機器編集委員会編 日科技連出版社 1972)
筑波技術大学テクノレポート(2017.12、PDFはこちら)でも、「視覚は人間の情報入力の80%」説を詳しく説明してくれています、面白いですよ!
と、上記からもわかるとおり、人間の情報入力の約8割が「視覚」なんですね。ですから、机の上が汚い社員=視覚からの情報入力では悪い印象=8割型これで印象が決まってしまうんですね。これは非常に残念ですよね?
整理整頓は仕事だけでなく何にでも当てはまる
私は料理が趣味なんですが、料理にも整理整頓術は当てはまるんです。
例えばキッチン周辺の調味料の収納や調理道具が乱雑に保管されていると、使いたい調味料や調理器具がすぐ見つからなくてストレスになってしまいます。
それに、見た目的にも、汚いキッチンで調理されると衛生的に気になりますよね。
食卓でもそうです。
片付いていないテーブルの上では汚れも多いですし、食事をこぼしたりした時に周りのものまで汚してしまいます。
うちは子供達がいるので、食事をこぼされる可能性は極めて高いです。ですから、絶対に大事なものはテーブルの上には置いていませんし、料理を運ぶ前にテーブルの上の片付けと清掃は子供達の役割としてお願いしています。
食堂やキッチンに限らず、玄関や家の外など、見た目から印象を与えてしまいそうな場所は極力整理整頓を心掛けることで、自らの心も綺麗にできますし、見た目も良くなって、作業効率も上がり、良いことづくしです。
最初にも言ったとおり、整理整頓による効果の発揮は非常に速いです。ぜひ、やってみてください。きっとすぐに効果が現れますよ!
★ 資料探し
→ せっかく作った資料も、見たいときや使いたい時に見つからなければ意味がない。見つからなかった場合、また1から作り直すハメに。
★ モノ探し
→ 使いたいモノがすぐ見つからないのはかなりのタイムロスです。挙句、大事なモノだったり高価な物だったりした場合、金銭的ロスにもなってしまいます。