やることリストはもう古い

   こんなこと、誰しも言われたことがあるのではないでしょうか。

 


 やることリストを活用して、1日の作業内容を把握。そして効率よく1日の仕事を進めること。

こんなこと言われたことありませんか?

 実は私ACEは、昔勤務していた職場でこういうお説教を受けたことがありました(笑)

 To Do Listを作成して、仕事を効率よく進めなければ出世できない、出世してる人はみんなやることリストをしっかり作成して1日の予定を朝のうちに作っている。
 とか、「朝の一番頭が活性化している回転のいい時間帯に、1日の作業工程を考えて予定を組む。それが1日の勝ちパターンだ」なんて言われたり。

 ご丁寧に、リストの作り方なんかも聞きましたよ。

 参考までに:


1:必ず手で書かなくてはいけません
2:優先順位を明確につける
3:POST ITなどを活用し、パソコンの縁など目に付くところに貼り付ける

 人のやり方を押し付けられるのは、いい気持ちはしませんよね。

まして、私はこのTo Do List信者ではありませんので、なおさらです。

1日で一番頭の回転が早い朝に、1日の作戦を立てるのが勝ちパターン

という事で、朝一の業務がTo Do List作成・・・なんとなく、上手いことを言っているように見えて、実はアンポンタンに感じませんか?

 1日で一番の集中力が出せる朝イチ・・・この部分は同感です。

だからこそ、そのゴールデンタイムにリスト作成業務なんていう単純作業をするべきでしょうか?

 このゴールデンタイムにこそ、もっとも難易度が高くて時間を要する仕事に手をつけた方がいいと、私は思っています。

 リストを作ることも悪くはないと思うのですが、リストを完成させて満足してしまうばかりか、リストアップされたものの大半は「終わらない」仕事だからです。

研究で証明されています

 


 To Do Listに書かれるタスクのうち、41%が一生終わらない。

 そうなんです。残念ながら、研究によって証明されています。
 To Do Listは、やることの墓場であり、その墓場に入ったタスクはほぼ終わらない、ということです。

 そんなものに朝の貴重なゴールデンタイム(頭が活性化している、回転の早い時間帯、私はゴールデンタイムと読んでいます)を浪費してしまうのはもったいないです。

 To Do Listの残念な部分はもう1つあり、それは「急ぎのタスクや簡単なタスク(すぐ終わるタスク)ばかりに目がいってしまい、重要なタスクは忘れがち、もしくは後回しにされがち」ということです。

 To Do Listのことを散々な言い方してしまいましたが、
要はこういうことです。


 そんなものを作る暇があったら、大事なタスクに取り掛かる

 また、リストの50%はその日のうちに終わり、18%は1時間以内に終わり、10%は1分以内に終わる
 こんな説もあります。それだけ、どうでもいい事をリスト化している可能性があるという事です。

 今日からリスト化の作業をやめてみませんか?

そのゴールデンタイム、もっと大事なことに使いましょう。

 Time is money. Stop wasting time.

 時は金なり。無駄にするのをそろそろやめましょう。