子育てにかかる費用 【②出産〜小学校入学)

目次

子育てにかかる費用(幼児期)

 ようこそマネーブリスへ。

 当サイトではお金に関するあらゆることを取り上げ、少しでも皆さんの豊かな人生に寄与できればという願いを込めて情報発信をしています。

 今回は、子育てに関する『お金』のおはなし、第二弾です。

子育てにかかる費用って一体いくらかかるのか・・・実体験に基づいてご説明します。

第一弾は、こちらです。

 さて、前回(上記関連記事参照)の記事では妊娠〜出産までをご紹介しましたが、今回は出産〜小学校入学までを紹介しますね。

幼稚園か保育園かで結構変わる

子育てにかかる費用として大きいのは、幼稚園や保育園の費用です。 

出産後すぐに保育園に入園させる場合と、幼稚園入園(満3歳〜)にさせる場合とで、少しお金の話は変わってきます。

 保育園に入る場合、生後57日(生後2ヶ月)から預けられる園があります。その場合、世帯年収(ママとパパの年収の合計)によって保育料が変動しますから、一概には言えませんが(生活保護や非課税世帯は無料だったりします。自治体によります)、保育園に入れる場合は生まれてから割とすぐお金がかかりますね。

 保育園は朝から夕方(19時くらいが目安)まで子供を預かってくれますので、ママとパパはフルタイムで仕事ができます。

 しかし、パートをしながら保育園に入れる場合は、パートで稼いだ金額分がちょうど保育園代金で相殺されてしまったりするので、『だったら仕事して保育園に預けるんではなく、家で育児をして3歳から幼稚園に入れよう』という家庭もあります。

 保育園と幼稚園は似て非なるもので、そもそも厚生労働省管轄の施設と文部科学省管轄の施設と、と分別されますので、違って当たり前となります。

 お子さんの教育方針や仕事の状況を鑑みて、保育園か幼稚園かを選ぶといいと思います。

 ちなみに、保育園は世帯年収に応じて料金が変動するのでここでは一概にお話しできませんが、幼稚園の場合は大体月々2万5千〜4万円です。

 幼稚園の場合は、入園料(3万〜10万)制服代(1万〜3万)が別途かかります。それ以外にも、教材費(1万〜3万)各種費用(5千〜2万/年間)が徴収されます。

 しかし、今年(令和元年)の10月から幼保無償化が開始されるので、月々3万弱が補助されるため、幼稚園も保育園もさほど差が出ないかもしれません。

 ですから、ご家庭の就業状況に応じてどちらかを利用するのがいいと思います。

 幼保無償化についてはこちらの記事にて詳しく書いていますから、ご覧ください。

 


0歳〜3歳までの育児費用

子育てにかかる費用、年代別(0才〜3才)についてです。 

『育児費用』と一概に言いましても、各ご家庭の教育方針などによってはかなり差が出ますから、一言では表せないのですが、共通して購入が必要そうなものが以下のものになります。

 

共通で必要そうなもの
 ベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッド、抱っこ紐、おくるみやベビー服、哺乳瓶、ミルク、オムツ、新生児用お風呂用具

  ベビーカーについては、5千円〜10万円超えまで様々です。リサイクルショップなどでは2千円くらいで売ってたりもします。

 チャイルドシートは、法律で定められている安全装置ですから、自動車に乗せるときは必ず必要な装置となります。これは渋らない方が吉です。
 数千円〜数万円まで幅は広くなりますが、安いものでもいいので必ず購入しましょう。病院からの帰り道の送迎から早速必要になるものです。6歳まではチャイルドシートの着用が義務付けられています。

 ベビーベッドは正直、購入はお勧めしません。購入したところで、2〜3年で使わなくなりますから、リースなどをお勧めします。ACEの家では、リースしました。これ正解で、要らなくなったら電話一本で取りに来てくれます。
 トータルではリース代と購入費は同じくらいだったかもしれませんが、撤去時の面倒などを考えると断然リースの方がお得だと思いました。

 抱っこ紐は必要に応じてですね。これもピンキリで安いものなら千円程度から購入可能です。(一応、背中で抱っこするものはお勧めしません。乳児の突然死は大変多く報告されています。背中で寝ていたりしていても、何が起きているかわからないため危険です。前抱っこなら表情も常に確認できるのでお勧めです)

 おくるみ、ベビー服は必要不可欠ですね。これもブランドにこだわりを持たなければ1着300円程度から購入可能です。

 新生児用のお風呂セットは1000円程度で買えます。

 オムツや哺乳瓶、ミルクなども決して高くはないので、月々5千円〜1万円程度見ておけば大丈夫です。 

 最初こそ購入費用が嵩みますが、『出産祝い』などを活用したり、両親に甘えたりすれば意外となんとかなります(笑)

児童手当

 

結局、出費は色々とありそうですね・・・

 ちょっと待ってください。

 実は、『児童手当』は0歳から支給されます。

 これは意外と貴重でして、以下の通り支給されます。

 3歳未満:一律15,000円/月
 3歳以上:一律10,000円/月
 中学生:一律10,000円/月

 以上の金額が、原則として6月、10月、2月にそれぞれの前月分までの手当が支給されます。(例:6月の支給日には、2〜5月分の手当てを支給)

 月々2万円弱の出費になる

 これまで書いてきたことをまとめると、0〜3歳児までくらいの養育費には大体2万円弱が必要になります。ただし、児童手当が月々1万5千円支給されますから、実質5千円の出費といったところでしょうか。

 もちろん、通院ももちろんですが、お金をかけようと思えばいくらでもお金はかけられますから、増減はありますのでご理解くださいね。

想像ほどはかからないのが実情

 ということで、子育てにかかる費用は想像よりは意外とお金がかからないと思って大丈夫です。

 3歳から幼稚園に入れた場合、それなりにお金はかかりますが、保育園とほとんど変わりません。

 小学校に入ってからはさらに貯金のチャンスと言えるほどお金はあまりかかりませんから、それも後日記述しますね。


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