留学を考えるなら、アメリカが断然オススメです。
アメリカへ留学した筆者の体験をもとにご説明します。
今回はアメリカの大学を断然お勧めする3つの理由を紹介します。
私自身、アメリカの大学に進学したので、そこでの経験も織り交ぜて話しますね。
日本の大学との違い
国も文化も違いますから、そもそも『違う』ので、違いを挙げるよりも共通点を挙げた方が早く終わりそうなくらいです(笑)
まず学費が違う
もちろん、医学部や航空系などの特殊分野は跳ね上がりますが、一般的な学部でも世界的にみるとアメリカの大学は割高です。
学校にもよりますが、海外から来る生徒=お金に余裕のある生徒 と思われても仕方ないので、外国人留学生の方が学費が高く設定されている学校も多いです。
いやいや、うちはお金持ちでは無くて、親が頑張って貯めてくれたお金で行かせてくれるだけで、今回の留学費用で家のお金なんか全く無くなりますよ!
そんな場合でも、容赦無く留学生の学費は下がることはほとんどありません。
学費が高いだけでなく、アメリカでの滞在費や航空チケット代(年に何度か往復すればするほど余計に)もかかりますから、年間で最低300万はかかると思った方がいいです。上は青天井です。
一方、日本は5、60万〜200万ですみますし、ビザの関係も無いのでアルバイトしながら大学にも通えるので(ビザを使用して留学した場合、アルバイトなどに制限がかかります)、働きながら学校に行くこともできます。
入学時期が違う
最近では、日本国内でも秋入学なんて聞くことがありますよね。
これは、アメリカの学校が6月に終わって、9月から新学期と言うシステムだからです。(3ヶ月弱夏休みがある)
日本の有名大学では秋入学システムを導入している学校も多いですが、これは海外の教育システム(6月卒業、9月入学)の学校から容易に転校しやすいようにです。(海外の優秀な生徒を取り込みたい)
学校の無い3ヶ月と言う期間は意外と重要で、各々ボランティアに励んだり、旅行に行ったり、仕事を短期集中的にしたり、インターンに出たりと、それぞれ有効に使います。(ここをどう使ったかでかなり進路は分かれていっていたイメージがありました)
進学方法が違う
日本の大学は(最近は少しづつ変わってきてはいるようですが)、入学試験や偏差値、センター試験など、それらがメインで点数が決まり、高得点を取れなければ入学できません。(一部の有力スポーツ選手などのスポーツ入学は除く)
アメリカの大学では、そういった学力診断テストは重きを置かれていません。
高校4年間(アメリカではハイスクールは9年生〜12年生までの4年間)での成績、クラブ活動や課外活動、先生からの推薦状、志望動機の課題(エッセイが多い)、など本人の本質を重視されて選考されます。
また、日本では学部ごとに選考基準が違うことがほとんどですし、学部ごとに定員が決まっており学部別の受験がメインです。しかし、アメリカは入学時に学部を決める必要はなく、『大学そのものに入るための選考』となるのも、面白いですよね。
ですから、
「なんとなく理系に進んだけど、やっぱり文系の方が良かった」とか
「法学部に入ったけど、経済に興味が出てきた」などの時に、所属している学部によってはやりたいことができないこともありますよね。
それが、アメリカでは最初の2年間はリベラルアーツ(自由学科)と言うことで、文系理系問わず色々な分野の授業を受けます。
2年間自由にいろんなことを勉強したのちに、学部を選んで専門の道へと進んでいくのです。
入学後の生活
日本の大学は、入学してしまえば、ひとまず単位さえ取っておけば卒業できるシステムで、もちろん学校や学部にもよりますが、「なんとなく」通いながら遊んでいても卒業できてしまうところが多いです。
しかし、アメリカではほとんどの大学で課題とテストが多く、単位を取るのが難しく、なんとなく通っているだけでは卒業はできません。ですから、アメリカの大学の中退率は高いです。
授業中に発言をする生徒も多いのがアメリカ。全員参加して授業を進行していくスタンスです。積極性が違いますから、授業の中身もクオリティが高く、教授もより近い存在に感じられます。
その反面、日本の大学では受け身のスタンスが多く感じましたね。(教授が一方的に話す)
結論:これが3つの理由だ!
① 学部を最初に選ばなくていい
→18歳で高校卒業してすぐ人生設計をして、進路を決める必要は無い!
② 積極的に学べる
→ 受け身授業から、コミュニケーション重視で、授業が楽しい!
③ 卒業するのが大変な分、毎日努力を積み重ねるスキルが定着する
→ ダラダラと過ごすには、4年間は長すぎる!毎日努力することが定着します!