ライム病の日本での感染リスクは?

ライム病って聞いたことありますか?

先日、世界的人気歌手のジャスティン・ビーバーさんがライム病と闘病していることを発表しました。

[8日 ロイター] – カナダ出身の人気ポップ歌手、ジャスティン・ビーバーさん(25)は8日、インスタグラムへの投稿で、最近ライム病と診断されたことを明かした。

ビーバーさんは、自身の容姿についての批判や薬物使用疑惑を指摘する声があったことに触れ、「そうした人たちは、僕が最近ライム病と診断されたことを分かっていない。それだけでなく、皮膚や脳の機能、活力や健康全般に影響する深刻な症状を抱えていたことも」と投稿した。

「ここ数年苦しかったけれど、適切な治療を受けることが、これまで治療不可能だった病気を治療する助けになる」とし「復帰して、今よりもずっと良くなる」と宣言した。

1月27日からユーチューブで配信を始めるドキュメンタリーのシリーズでは、闘病のことも取り上げられるという。

ビーバーさんは今年、数年ぶりにアルバムを発表する予定で、北米ツアーも行う。先週、新シングルの「ヤミー」をリリースした。

ロイター ”ジャスティン・ビーバーさん、ライム病との闘病告白”(2020年1月9日)より https://jp.reuters.com

歌手のアヴリル・ラヴィーンさんも2014年にライム病にかかっており、その他にもリチャード・ギアさんも罹患していたという情報もあります。

たった一度の虫刺されで感染してしまう可能性があり、有名人だけでなく、一般人にも多く感染が広がっています。

ライム病とは

ライム病
野ネズミや小鳥などを保菌動物とし、野生のマダニによって媒介される人獣共通の最近(スペロヘータ)による感染症のこと。
関節炎、髄膜炎、心筋炎、皮膚紅斑、良性リンパ球腫、慢性萎縮性肢端皮膚炎などがライム病の一症状であることが明らかになっている。
[NIID 国立感染症研究所 ”ライム病とは” より]

北アメリカやヨーロッパで夏から秋にかけて多く発生し、日本でも感染報告があります

NIID 国立感染症研究所 ”ライム病とは” ページより抜粋した画像

上の地図は、NIID 国立感染症研究所のホームページ内、『ライム病とは』中にあったものを引用させていただきました。

この地図からわかる通り、樹木の多い地域に発生しているのが分かります。北海道や長野県など標高が高い山岳地帯などが多く含まれています。

アメリカではニューヨーク州周辺の発症例が多いそうで、全米の発症例のうち5分の1がニューヨークで発生しているそう。(ウィキペディアより)

欧米では年間数万人のライム病患者が発生していますが、

日本では、1986年に初のライム病患者が報告されて以来、現在までに数百人の患者が報告されているようです。

ライム病の予防と治療

予防には、野山でマダニの刺絞を受けないことがもっとも重要である。マダニの活動期(主に春から初夏、および秋)に野山へ出かける時には、

1)無闇に藪などに分け入らないこと、

2)マダニの衣服への付着が確認できる白っぽい服装をすること、

3)衣服の裾は靴下の中に入れ、虫除けをし、マダニを体に近寄らせないこと、などを心がける。

また万一刺絞を受けた場合には、口器(体内に差し込んでいる部分)を残さず、かつ、虫体を潰さないように抜去する。予防を目的としたワクチンはない。

NIID 国立感染症研究所 ”ライム病とは” ページより

ライム病は、マダニに刺されてから数日〜数週間で発病しますが、医療機関で適切な診断を受け、薬を処方してもらえば重症化は抑えられる可能性があるようです。

抗菌薬による治療が有効なようですが、『ライム関連疾患』などと言われる、ライム病と直接的に関連している可能性がある病状などもあるようなので、しっかりと医師に相談しましょう。


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