海外で話題沸騰中のCBD!少し怪しいけど、何?国内で購入可能なサイトもご紹介

CBDオイルと聞いても、日本にいるみなさんはあまり馴染みがない言葉ではないでしょうか?

アメリカをはじめとした海外ではすでに流行していて、すでに日本でもアスリートなどが実際に使っているCBD。日本国内ではまだまだ規制が厳しいのが現状ですが、きっと今後日本でも認知されていくであろうCBD。少し怪しく聞こえるけど、一体どんなものなのでしょうか。

この記事では海外で大流行中、そして日本でもさらに認知度が上がるであろうCBDについてご紹介します。

目次

ストレスや不眠に効果が期待される大麻草成分

最初に、「大麻草」と聞くとびっくりしちゃいますよね。

しかし、大麻草はそもそも医療領域での使用がメインです。

医療大麻(Medical Cannabis)、時に医療マリファナとは、大麻に含有されるテトラヒドロカンナビノール(THC)やその他のカンナビノイド、あるいは、それらに類似した構造を持つ合成カンナビノイドを利用した生薬療法である。医療を目的とすることであって、大麻の種類ではない。
鎮痛作用、鎮静作用、催眠作用、食欲増進作用、抗癌作用、眼圧の緩和、嘔吐の抑制などがあり、体が産生しているエンドカンナビノイド(内因性カンナビノイド)は全身に渡って作用しているためその作用を代替えする大麻の適応症は多岐にわたる。
中国、インドでは古来から利用されていたが、20世紀には規制が厳しくなり、その後2016年より進められていた世界保健機関による審査は、大麻、大麻チンキ(抽出物)、THCやその化学異性体について医療利用の科学的証拠を発見しており、国際法の規制見直しのために国連を通した投票が予定されている。

ウィキペディア「医療大麻」より

医療用大麻は、抗癌剤の副作用を緩和させる役割も担っており、がん患者や緩和ケアなどでも処方される事があるそうです。

また、海外では、医師に処方された大麻であれば所持しても合法となるなど、その規制は緩くなってきています。

THCとCBD

さて、多くの成分が含有されており、それぞれの効果がとても期待されているものの、まだまだ研究は終わっていません。

現段階で確実にわかっていることは、THCとCBDの2種類の成分です。

THC(テトラヒドロカンナビノール)は、大麻特有の多幸感、幻覚、妄想などを引き起こす成分で、有害性があるとされている成分です。
このTHCは、大麻草の樹液に多く含まれているそうで、花や葉の部分に特に多く含まれています。一方、成熟した茎や種子にはこの成分がほとんど含まれていません。

CBD(カンナビジオール)とは、大麻草から抽出される植物由来の成分です。THCに含まれる幻覚、妄想などの酩酊感や中毒性は無く、違法性の無いものになります

CBDと法律

大麻取締法第1条
この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)およびその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎およびその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。

大麻取締法と聞くとびっくりしてしまいますが・・・
落ち着いて読み解いてみましょう。
上のボックスに第1条を索引させていただきました。

この法律を読むとわかる通り、葉や花は規制対象ではあるものの、茎や種子は規制対象ではありません

と言うのも、最初にお話しした通り、THCと言う成分が酩酊感や中毒性があり危険なわけですが、このTHCは花や葉の部分から抽出されます。
だからこそ花や葉の部分が大麻取締法で規制されているのです。

要するに、茎や種子から採取されたCBDならば日本でも合法であり、実際にインターネット等オンラインストアでも購入ができます。

CBDは様々な形態で提供できる

そんなCBDですが、様々な形態で提供・使用できます。

オイル、クリーム、ベープ、シュガー、カプセル、ヨードチンキ、、どんなタイプでもほとんど作れます。

その形態により使用方法は様々で、お茶に混ぜて飲むタイプや、クリームとして体に塗るタイプ、電子タバコのように吸うタイプ、カプセルで飲むタイプ、多種多様です。

海外では食事に成分を混ぜて提供するお店もあるほどです。

CBDは間違いなく日本でもブームが起こる?

現在、日本国内ではCBDはほぼ知名度が無い状態ですが、すでにヨーロッパやアメリカなどではブームになっており、今後日本でもブームになるのではないかと予想されます。
すでにアスリートなどはその有効成分を活用しメンテナンスに導入している人もいるようです。

しかしながら、大麻草を用いているため悪いイメージが先行してしまっている印象を改善させていくことから始めないといけないため、ブームまでは少し長い時間がかかるかもしれません。