歓送迎会や忘年会、新年会など、私たち社会人には飲み会が多くあります。
最近ではウィルス蔓延予防のために宴会自粛などが行われていますが、家飲みの頻度が増えた方もいらっしゃるでしょうし、今後の社会情勢を鑑みて飲み会も徐々に開催されるようになると思います。
お酒が大好きだけど太りたくない、お酒好きな悩める社会人の皆さんにぜひご紹介したい太らないお酒の飲み方です。
「夏に向けてボディを引き締めたい」
「お酒は好きだけどダイエットもしたい」
そんな方はぜひ、読んでみてください。
ポイント1:お酒はなぜ太ってしまうのかを知る
太りにくいお酒の飲み方・・・まずは飲酒がなぜ太るのか、理由を知りましょう。
「お酒は太りやすい」と言う事実はもはや定説となっていますが、そもそもまずはどうして飲酒が肥満に繋がってしまうのかを解説しましょう。
「お酒ってカロリー高いんだから、それが太る原因なんじゃないの?」
その答えも間違いではありません。しかし少し違うので、説明しますね。
確かにお酒はカロリーが高いものが多く、一見するとそのカロリーのせいで肥満体質になってしまう可能性も捨て切れません。
ですが、実はお酒のカロリーというのはエンプティカロリーと呼ばれることもあるんですが、食事やスイーツに含まれるカロリーとは少し違う種類のカロリーになります。
栄養学において、エンプティカロリーという表現は、食物エネルギーから、固形脂肪や添加された砂糖以外の栄養素が皆無あるいは極めて少量しか供給されないような食品に使われる。USDA(アメリカ合衆国農務省)は「少量のエンプティカロリーは良いが、ほとんどの人は健康を害する量を摂取している」と助言している。
エンプティカロリーとはカロリーは高いが体に良い栄養がほとんど含まれていないということを意味する言葉である。しばしばカロリーが空(ゼロもしくは少ない)という意味だと勘違いされるがこれは間違いである。
アルコールから摂取したカロリーは優先的に消費されているとされているが、その他のカロリーが消費されず後回しにされるだけなので、結果として肥満の原因となる。
エンプティカロリーはジャンクフードやアルコール飲料に多く含まれている。
※ウィキペディア、「エンプティカロリー」より参照。
アルコールから摂取されたカロリーは優先的に消費されるので、そのカロリーそのものが蓄積されてしまい肥満になるわけではなさそうです。
しかしながら、上のボックス内でも説明があるように、そのほかのカロリー消費が後回しにされてしまい、結果としてそれら消費し切れなかったカロリーが肥満の原因となってしまう、ということです。
それ以外にも、アルコールを体内に摂取していると満腹感が乏しくなり、ついついツマミをつまんでしまう人も多いのでは無いでしょうか。
この行動こそが、結果的に満腹を通り越して食べ過ぎてしまうばかりか、カロリー消費ができないまま脂肪となって体内に蓄積されてしまうのです。
それに、アルコールを飲んでる時って、自然としょっぱい物や脂っこい物を好んで食べてしまいますよね。そして喉が渇き、更にお酒を飲む・・・悪循環ですよね。
こうした数々の要因があって、飲酒=肥満と関連していってしまうのですね。
それでは、どうしたら太らないお酒の飲み方ができるのかを調べてみましょう。
ポイント2:太りにくいお酒を知る
太りにくいお酒の飲み方・・・太りにくお酒があるのをご存知でしたか?
それでもお酒は飲みたいですよね。
では次は、お酒の種類ごとによる違いを少し調べてみることにしましょう。
以前に、「お酒のカロリーと糖質ランキング」という記事を公開しました。
それぞれのお酒に含まれるカロリーや糖質をランキング形式にてご紹介した記事なので、詳しくはそちらもご覧ください。
前出の記事でも紹介した通りですが、糖質が少ない優秀な飲み物は、以下のとおりです。
① ハイボール
② テキーラ
③ ブランデー
④ ウーロンハイ
⑤ 焼酎
⑥ ウイスキー
続いて、カロリーが少ない優秀な飲み物は、以下のとおりです。
① ビール(発泡酒)
② ビール
③ ブランデー
④ ワイン
⑤ 焼酎
この2つのランキングを見比べると、ブランデーと焼酎は両方にランクインされており、比較的優秀そうですよね。
焼酎もブランデーも、割らずに飲んだとしてもそんなに500mlとか多量をいっぺんに飲めるものでは無いので良いのですが、それでも飲めてしまう方はいるでしょう。
そんな方は、水やソーダなどで割りながら飲むことをお勧めします。
そうすることで、原酒の量を減らしてカロリーセーブをしつつ、ある程度満足感のある量を飲めるので、上手な飲み方ができます。これぞ、太らないお酒の飲み方です。
ポイント3:つまみに注意する
太りにくいお酒の飲み方・・・おつまみ食べすぎていませんか?
お酒を飲む場面で欠かせないのが、おつまみですよね。
フライドポテトや唐揚げなど脂っこいものがお酒にまた合うんですよね。
しかしここではダイエットを前提としているので、これら脂っこいものとはなるべく決別しなければなりません。
サラダや豆腐、トマト、きゅうり、枝豆など低カロリーなおつまみを取り入れ、できれば鶏胸肉や魚などを取り入れて脂肪分を抑えましょう。
また、食物繊維が豊富なおつまみを選ぶことで、血糖値の上昇を緩やかにさせ、太りにくくなりますのでぜひ食物繊維も取り入れたいところです。
ご飯ものや麺類などお腹に溜まるものを最初に摂取してしまうのも手です。
その代わり、その後のおつまみは控えめにして、食べ過ぎを予防することをお忘れずに。
ポイント4:締めのラーメンと決別する
太りにくいお酒の飲み方・・・締めにラーメンすすっていませんか?
「締めのラーメン」は強敵です。
1軒、2軒と飲食店をハシゴし、そろそろ帰宅・・・そんな時、締めとしてラーメン屋さんやお蕎麦屋さんなどに入店していませんか?
これは非常に危険です。まったくもってカロリーオーバーです。
宴会中は継ぎ廻りや幹事等で多忙だったあまり何も食べられていなかった場合などを除いては、できるだけやめておいた方が良い習慣です。
宴会が終わったら、ラーメン屋さんを横目にちゃんとまっすぐ帰りましょう(笑)
まとめ:小さな意識で大きな変化を
太りにくいお酒の飲み方・・・いかがだったでしょうか。
このように、小さな意識を継続することで必ず大きな変化が現れます。
そのほかにも、糖質ゼロの蒸留酒をお湯割りで飲んで、ゆっくり体を温めてあげるのも効果的です。(体の冷えは代謝が下がってしまうので、しっかりと温めてあげて代謝を高めてあげましょう)
お酒も食事も、何事も程々が最適ですよね。
ゆっくりと味わいながら、場の空気を楽しみつつ、嗜むのが大人の飲み方ではないでしょうか。
そうして細かい意識を継続すれば、きっと大きな変化が訪れ、肥満や万病を予防できるかもしれません。
美味しくお酒を飲んで、食事を楽しみ、健康を維持したいところですね。
太りにくいお酒の飲み方を知って、楽しい健康ライフを充実してください♪