息苦しくなりにくいマスクをおすすめ

コロナの影響で、現在どこに行くのにもマスク着用がエチケット上、ほぼ義務付けされていますよね。

ですが、これからますます暑さが本格的になっていく季節、口元が苦しくて熱中症なども心配です。

屋外や比較的広い場所(密になりにくい場所)でもマスク着用が推奨されており、どちらかと言うと感染防止目的よりも「私はちゃんと気を遣っていますよ」と言うアピールのための着用するケースもあると思います。

そんな時、貴重な使い捨て不織布マスクなどを使っていると汗でベタベタになってしまったりしてしまって使い回しがなかなか思うようにできず、あっという間に自宅にある在庫が無くなって行ってしまいます。

そんな時のために、布マスクも数枚あれば、簡易的なエチケット用としても使えますし、その都度洗って再使用できます。ちゃんと不繊布を中に入れて使用すればある程度の感染予防(飛沫防止)に一躍担ってくれます。

今回は、そんな使いやすい布マスクをご紹介します。

目次

はじめに:勘違いしてはいけない、マスクの効果

まず大前提として、マスクの予防効果について少しお話しさせていただきます。

最近、マスク着用が義務付けされていて、あたかもマスクが重要な感染予防の役割を持つと認識されがちですが、100%その通りとは言い難いのが実情です。

まずはじめに、わかりやすい図を見つけたので下記の図をご覧ください。

出典:朝日新聞「飛沫感染、マスクの予防効果は?」より
弘前大学大学院医学研究科臨床検査医学講座准教授 齋藤紀先(著)
記事公開日:2017年1月21日 8時15分

上記の図からもわかる通り、ウイルス単体は0.1マイクロメートルで、マスクがキャッチする物体の大きさは5マイクロメートル程度なので、ウイルス自体はマスクを通り抜けられることになります。

ただし、ウイルスは常にウイルス単体でいるわけではなく、水分に包まれているケースが多いそうです。

例えばくしゃみ鼻水などに付着しているウイルスは、ウイルス単体よりも大きな物体になるので、一般的な不織布でもキャッチできる可能性があります。

また、自らくしゃみや鼻水、唾を飛沫させないガードの役割はある程度担えますから、しないよりはした方がいくらかマシだとは言えるようです。

「飛沫感染」とは、せきやくしゃみなどによって飛び散る飛沫(直径5マイクロメートル=1千分の5ミリメートル=以上の水分)に含まれる病原体が、口や鼻などの粘膜に直接触れて感染することを言います。

 飛沫は1メートルくらい飛んでから落下しますので通常は1〜2メートル以内の至近距離で飛沫を浴びることで感染します。風邪のウイルスやインフルエンザウイルスがその代表です。

 ウイルスそのものは直径0.1マイクロメートルくらいで、普通のマスクの網目よりずっと小さいため、ウイルス自体をマスクで防ぐことはできません。しかし、ウイルスを含んだ水分の「飛沫」はマスクに引っかかりますので、感染した本人が飛沫を出さないためにマスクをすることは、周囲の人たちにとって十分効果的です。

 一方、外出時にマスクをしても、至近距離からせきやくしゃみを浴びることがなければ、予防策としてあまり意味はありません。ただし、花粉は直径30マイクロメートルくらいなので花粉症対策としては効果があります。

 (中略)

 しかし、残念ながら飛沫は目にも入ってきて、その粘膜から感染することも多いので、ゴーグルのようなものを着けないと本当の飛沫感染対策にはなりません。日常生活でそこまではちょっと難しいですね。

出典:朝日新聞「飛沫感染、マスクの予防効果は?」より
弘前大学大学院医学研究科臨床検査医学講座准教授 齋藤紀先(著)
記事公開日:2017年1月21日 8時15分

要するに、マスクをするのは咳エチケットやくしゃみエチケットの延長として、「エチケット」や「気遣い」と言う範疇では使用するべきですが、本当の感染予防は「手洗いとうがい」そして手で口や顔を触らない、と言うのがベストなわけですね。

マスクしてるから大丈夫、と過信しないようにした方がいいかもしれませんね。

さて本題:息苦しくなりにくいマスク(布製)

難しい話はさて置いて、早速息苦しくなりにくいマスクをご紹介します。

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このマスクは日本製で、とても薄くて肌触りもとても良かったです。

何度か洗ってみましたが、伸びてしまったり縮んでしまったりもせず、形崩れもありませんでした。

とても助かるのが、不繊布を入れられるポケットがついている点です。

実際に不織布を入れてみましたが、口元ほぼ全体に入れ込むことができ、口をカバーするには十分なスペースがありました。

もちろん、不繊布を入れなければ、かなり通気性もよくマスクをしていても過ごしやすかったです。

耳のゴムも強く引っ張られることが無く、耳の後ろが痛くならずに済みました

大きさは少し大きめに作られているように感じるので、サイズを選ぶ際は参考にしてください。

通気性が良くても、運動時はしない方がベター

他にもたくさん、通気性の良さを謳うマスクはありました。

運動時の呼吸量は通常より多いので、運動時のマスク着用を推奨している方が多くいますが、私はこれには賛同しておりません。

ただでさえ運動に慣れていない人が運動時にマスクをしてしまうと、思わぬ熱中症リスクなどの方が高くなってしまいますし、息苦しくて倒れてしまっては元も子もありません。

もちろん、皇居の外周など、人が多くいるところではエチケットとしてマスク着用などする必要はあるのかもしれませんが、私なら人混みを走りに行きません。

人が少ないコースを開拓する方が、よっぽど効果的ではないでしょうか・・・


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