小学生にオススメの習い事、5選

「子供に習い事をさせたいけど、何をさせたら良いのかわからない」

そんな親御さんはたくさんいるのでは無いでしょうか。

お子さんの中には、○○がしたいなど明確な意思表示を示してくれる子もいますが、幼稚園年長〜小学校1年生くらいの6、7歳の子だとまず何をしたいのかもあまりわからない(まだあまり何があるのか知らない)子が多いです。

せっかく習い事をさせてあげるなら、無理なく継続できて、本人が楽しんでくれるものをさせたい・・・さらには、将来的にプラスになるものを選んであげたいけど、どんなものができるのかわからない・・それは自然な悩みです。

では、小学校入学前後で始められるものではどんな習い事があるのか、調査してみましたので参考にしてみてくださいね。

小学校入学前後にオススメの習い事 ①ピアノ

就学前後の子どもの耳って、成長黄金期だと言われます。

大体8歳くらいまで成長し、遅くても2年生くらいまでに機能が完成するんだとか。
この時期に音楽に触れておくと、音楽学習の効果を最大限に広げられると思いませんか?

もちろんピアノをはじめとした音楽教室は、何歳から初めても大丈夫ですし、年齢に関係なくスタートできる素晴らしい習い事です。

しかし、もし今小学校入学前後のお子さんがいて、どんな習い事をさせようか迷っているのであればぜひやらせてあげたい習い事のひとつです。

実は脳科学の観点でも音楽の効果は認められていて、計算や文章の読み書きなどの作業は脳の一部分しか使用しておらず、歌ったり音楽を楽しむ動作は脳を全体的に刺激する効果があると言われます。
※参考文献:日経サイエンス「脳を揺さぶる音楽」N.M. ワインバーガー(カリフォルニア大学アーバイン校)

別の調査では、東大生の約2人に1人が幼少期にピアノなどの音楽教室を通っていたことがあるそうです。

音楽系の習い事をやっていたのは6割強

 東大生の多くがピアノを習っていると、よく言われる。実際にそれを示す調査結果も多い。今回、『習い事狂騒曲 正解のない時代の「習活(しゅうかつ)」の心得』を著すにあたり、「東大家庭教師友の会」の協力を得て、東大生100人にアンケートを採った。

 ピアノをやっていたのは47人。そのほか16人がバイオリン、エレクトーンなどの音楽教室に通っていたと言うから、音楽系全体で言えば6割を超える。一般的に、何らかの楽器を習っている小学生の割合は約4人に1人。これは少なくともこの20年間くらい変わらない傾向だ。それに比べると、東大生の楽器率は倍以上ということになる。

 さらに、世の中全体では楽器を習っている子どもの割合は1:3くらいで女子が圧倒的に多いのに、東大は4:1の割合で圧倒的に単性が多い母集団であるということも考慮すれば、「6割以上」という数字がいかに突出した数字であるかがわかるだろう。

東洋経済 「東大生にピアノ経験者が圧倒的に多い理由 〜東大生がやっていた習い事ランキング最新版〜」(おおたとしまさ:育児・教育ジャーナリスト)より
東洋経済 「東大生にピアノ経験者が圧倒的に多い理由 〜東大生がやっていた習い事ランキング最新版〜」(おおたとしまさ:育児・教育ジャーナリスト)より

学歴が上がっていくにつれて習い事の種類が増えてくるのは、おそらく所得との相関もきっとあることだと思いますが、既出の脳科学の観点でも音楽教育が脳に与える影響は明らかなことを鑑みても、やはり良い習い事として捉えて間違いないでしょう。

楽譜が読めるようになるのも、メリットですよね!

小学校入学前後にオススメの習い事 ② 水泳

各種研究や調査を拝見しましたが、どの調査・研究でも「子どもの習い事ランキング」1位に輝いていたのが、水泳でした。

水泳も音楽と同じで、学習面にも良い影響を与えるという意見が多くありました。

スイミング情報ネットによると、スイミングに通わせることで下記の5つの効果が期待できるそうです。

スイミングに通わせることで期待できる効果
免疫力向上
運動神経・運動能力向上
姿勢が良くなる
アレルギー体質の改善
学習機能の発達に役立つ
※スイミング情報ネット「スイミングによる効果が素晴らしい!子供にスイミングに通わせるべき理由と気をつけたいこと!」より抜粋

スイミングは全身を使う有酸素運動(と無酸素運動も兼ねる)なので、基礎筋力や運動能力を養うにはうってつけのスポーツです。

怪我をしにくいという面でも評価できますし、体重や体型などにもあまり左右されずに技術を磨ける点も評価が高いですよね。

また、水の楽しさを知りながら水の怖さも知ることができ、「水を正しく恐れる」ことで、海や川での事故防止にも役立つのではないでしょうか。

スイミングは、定期的に通わせるものと、夏休み期間中に数日〜2週間程度だけ実施されるサマースクールもあったりします。

まずは短期的に体験してみてから始められるのもポイントです。

小学校入学前後にオススメの習い事 ③ 習字

文字が綺麗な人って、素敵ですよね。

私たち大人の世界でも、綺麗な字を見るとその人の教養を感じると言うか、感心してしまいますよね。
職場や学校とのやり取りなどで字を書かなくてはならない際など、「もっと綺麗だったら良かったなぁ」としょっちゅう痛感しています(笑)

小学校1年生になると、ひらがなはもちろんのこと簡単な漢字も勉強するようになります

書き順や書き方のコツなどはある程度は教えてくれますが、なかなか身に付けるのが難しいところです。

そんな難しい部分をサポートしてくれるのが習字と言えます。

漢字も覚えられますし、正しい書き方と書き順を知ることで字の形も整います。

また、姿勢が良くなりますし、集中力も磨かれ、礼儀作法も身につくと来たら、素晴らしい習い事です。

また、左利きの子などは右利きの矯正にも役立ちます

小学校入学前後にオススメの習い事 ④ プログラミング

2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化になり、習い事としてもプログラミングが注目を浴びています。

今までは、パソコン教室と言えば高齢者や主婦などを対象にした教室が多かったのですが、最近では小学生向けのパソコン教室なども多く見かけるようになりました。

最近では一家に一台パソコンがある時代ですが、パソコンを教えられるかと言うと別の話ですよね。

プログラミング教室に通わせることで、パソコンの基礎を習得でき、ITのハードルをグンと下げることができるようになります。

パソコンができるだけで、今後上級生になった時にインターネット検索やリサーチなどが捗るばかりか、インターネットの脅威を正しく知ることもできます。

また、プログラミングを覚えることでプログラムの構造なども理解できるようになります。

もしも一定の成果を得られるようになるまで継続できれば、いずれ世界に通用する人材になることも夢ではありません。

私たちが小さかった頃は聞いたこともないような「プログラミング教室」ですが、現在では必須項目となって来ているのです。

小学校入学前後にオススメの習い事 ⑤ 空手

空手は男女問わず習うことができ、礼儀作法が身につきます。

さらには、護身術として身に付くばかりか、痛みを知ることで思いやりも育ちます。

精神的にも肉体的にも鍛えられ、挨拶することも習慣付きます。

まさに心技体を鍛えられる競技と言えます。

空手以外にも、剣道や合気道なども良いと思います。

一方、怪我をする危険性もゼロではない上に、道着などを揃えなくてはいけないなどデメリットも少し存在します。

【まとめ】習い事は良いことづくし

習い事をさせてあげることで、学校や幼稚園以外のお友達の輪ができ、交友関係が広がります。

また、できることが増えることで子どもの自信にも繋がるのではないでしょうか。

最初のうちは、新しいことに挑戦することが怖いのは当たり前です。

ですが、ほんの少し背中を押してあげて、何度か一緒に頑張って通えば、すぐに慣れて自分から通うようになります。

子どもって、私たち大人が思っているよりもよっぽど強いのかもしれませんね。

最後に、バンダイが2019年6月26日に発表した、習い事に関する調査結果をご紹介します。

株式会社バンダイ「子どもの習い事に関する意識調査」結果より
株式会社バンダイ「子どもの習い事に関する意識調査」結果より

いかがだったでしょうか。

あなたの気になる習い事はありましたか?

お金がかかることですし、お子さんの気持ちもあります。

この機会に、ぜひご家族で話し合ってみてはどうでしょうか。


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