確かに、最近多くの場面で「投資信託」という言葉を耳にしますよね。聞いたことはあっても、実際に中身まで理解している人は少ないのでは無いでしょうか。
簡単にいうと投資信託とは「専門家を信じて投資を託す」という感じです。
投資を信じて託す、と書きますからね。投資家(お金を預けたのならもうあなたは投資家です)から預かったお金を専門家たちが運用し、収益が出ればお金が増えて帰ってくる、という事です。
銀行の預金も、お客様からお金を預かり、企業や個人の人にお金を貸して利益を生み出し、利息分として預金者にお返しするという点では似ていますね。
しかし、銀行の預金と投資信託の決定的な違いは、元本割れの有無です。
銀行の預金口座は、よっぽどのこと(例えば、銀行の破綻など)がない限りは預けていたお金が減ってしまうということはありませんよね。ですが、投資信託は必ず増えて返ってくるとは限らない上に、元本までも保証がありません。
少額投資といえば、NISA(ニーサ)という言葉を耳にする機会が増えましたよね。
NISAとは、少額投資非課税制度のことです。
年間で120万円以下の投資で得た利益が非課税として優遇される制度です。
国民の銀行預金や貯金を投資に使ってもらうことを目的に、2014年にスタートした制度です。
学資保険の代わりとなり得る、20歳未満の子供を対象としたジュニアNISAが出ていたり、そのほかにも月々の積立金を設定して、貯金のように積み立てる積立NISAもあります。
かかります。世の中、税金かからないものないですよね(涙)
通常の投資(NISAではなく通常の証券口座で取引した場合)で得た利益には20.315%の税金がかかります。
20パーセントってエゲツない数字です。100万円の利益が出ても、20万円取られてしまうんですよ。(かなりザックリした説明になりますが)
この20万円を取られるのと取られないのとは、全然違いますよね。
税金を取られるのと取られないのとで20万円以上も(上記のケースだと)利益の差が出ます。そして、非課税ということは確定申告も必要ありませんから、手間も削減できてメリットが大きい制度と言えます。
次回は、NISAについて更に詳しく探っていきます。
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