ウイルス対策や花粉対策で、ご自宅にて空気清浄機をご使用中のご家庭も多いのではないでしょうか。
我が家にも、少し古いタイプですがシャープ製のプラズマクラスター空気清浄機があります。
この度のコロナウイルス騒動しかり、私の花粉症発症疑惑から、たまには徹底的に清浄機の清掃をしてみようと試みました。
割と簡単なのに、なかなか手間をかけられず清掃に至らない方も多いのではないでしょうか。
しかし、フィルターなどの清浄機の中身が汚いままだと、不潔な空気を部屋中に循環することになるので少し不衛生ですよね。
この機に、徹底洗浄してみませんか?
プラズマクラスター空気清浄機とは
まず、今回ご紹介するシャープ製のプラズマクラスター空気清浄機とは何かを簡単にご紹介します。
『プラズマクラスターとは、自然界に存在するのと同じプラスとマイナスのイオン。濃度を高めても安全性が確認された、シャープ独自の技術です』(シャープ社ホームページより)
シャープ社の公式ホームページによると、以下のような効果が期待できるとのこと。
① 浮遊カビ菌を除菌
※約14〜49分後の効果。試験空間:約25m3(約6畳相当)
② 浮遊ウイルスの作用を抑える
※約9〜18分後の効果。密閉した試験空間:約25m3(約6畳相当)
③ 浮遊菌の作用を抑える
※約14〜51分後の効果。試験空間:約25m3(約6畳相当)
④ ダニのふん・死がいの浮遊アレル物質の作用を抑える
※約14〜51分後の効果。試験空間:約25m3(約6畳相当)
⑤ 浮遊花粉アレル物質の作用を抑える
※約16〜29分後の効果。試験空間:約25m3(約6畳相当)
※プラズマクラスター25000、NEXTなどはさらに多くの実績が紹介されています。上記は、プラズマクラスター7000のものです。
※シャープ様製品ページより抜粋。
このように、アレルゲンを取り除く効果が期待できるほか、消臭や除電(静電気を抑える)、お肌にツヤを与える、等々、生活空間をさらに心地よくしてくれる効果が期待できる(実感は個人差があるでしょうが)製品です。
我が家では、ペットもいるので重宝しています。
そんな空気清浄機ですから、やっぱりメンテナンスはしっかりして常に良い状態で使用したいですよね。
交換可能な純正品を紹介
まず、通販で純正品を仕入れて交換可能なパーツを紹介します。
最初の商品は、加湿空気清浄機「加湿フィルター」です。
こちらは、細かく黄色っぽい石状の不純物がびっしりと付着していることが多いです。
硬いブラシと洗剤で洗うことも可能ですが、汚れがひどい場合は新品に交換することをお勧めします。
続いては、集塵フィルターです。
このパーツは、機械本体の裏側に簡易的に付いているものなので、簡単に取り外し・交換が可能です。
ちなみに、このフィルターの目にはホコリやゴミがたくさん密集しています。
掃除機で清掃可能ですが、あまりにも汚れがひどい場合は交換をお勧めします。
次は、Ag+イオンカートリッジです。
これは、タンクキャップに簡単装着されているもので、タンクやトレーのヌメリ、ニオイの原因となる菌を除去してくれ、キレイを長持ちさせてくれるものです。
1年に1回の交換が推奨されています。
では早速!空気清浄機の洗浄を開始
それでは洗浄を開始しましょう。
まずは、掃除機で裏側や機械本体の掃除からです。
その後、取れるパーツは取っていきましょう。
給水タンクとタンク受け皿を取り出します。
タンク受け皿はヌメリがひどく、隅々までゴミが沈殿していました。(汚い・・・)
これは歯ブラシなどで大まかにゴミを取り、水を張り、ハイターを少量入れて30分程度放置しました。
タンク自体も、ハイター漬け置きを実施しました。
続いては、加湿フィルターを取り外します。
このフィルターは、割と硬めのツメでしっかり固定されていますので、ツメを割らないように丁寧に取り外していきましょう。
加湿フィルターは、黄色っぽい石状のゴミがたくさん付着しており、これが硬くて全然取れませんでした。
ハイター漬け置き作戦も試みましたが、あまり効果を発揮しませんでした。
次に、裏面の集塵フィルターを取り外して清掃しましょう。
集塵フィルターは細かい目の1つ1つにものすごくびっしりと細かいホコリが詰まっていました。(オソロシイ・・・)
これは掃除機で吸ってもなかなか取れなかったので、1列1列を爪楊枝でほじり出しながら、掃除機で吸い込むと言う作業を繰り返しました。
かなり綺麗にはなりましたが、なかなか完璧には仕上がりませんでした。
交換が望ましいかもしれません・・・
さて、ひととおりの作業が終わったら、水で濯(すす)いで日陰干ししました。
では、それぞれを取り付けていきます。
これで完成です。
あとは、加湿器の電源をオンにし、「お手入れ・リセット」ボタンを3秒間長押しして、運転を開始。
これで完了です。
定期的なお手入れが肝心
今回は、ウイルス対策と花粉対策を兼ねて、重い腰を上げて清掃作業にあたりました。
しかし、本来ならばここまで汚れが溜まるのを待つのではなく、年末の大掃除の時や花粉シーズン到来前など、定期的に(年に1回〜2回)は清掃をしてあげたいところですよね。
また、交換パーツも、1年交換を推奨されているものもあれば5年間使用可能のものもありますが、状態を見極めて、不衛生な状態で継続使用することのないように、気をつけておきたい部分ですね。